北千里高等学校

校長ブログ

  • 2017年5月11日 制服を着るということ

    1年生に対し、制服の着こなしについてお話をしていただきました。

    服装にはプライベートウェア、オフィシャルウェア、フォーマルウェアがあり、制服はオフィシャルウェアにあたります。

    その人の印象は「最初の6秒で決まる!」という説明がありました。つまりだらしない服装や制服に不似合いなスカート丈や化粧はその人の品格を一瞬にして下げてしまうということ。そしてそれは自分だけでなく、同じ制服を着ている北千里生全体の品位も落とすものであるということです。

    3S(スッキリ、清潔、さわやか)が制服着こなしのポイントであり、女生徒にとってはとても興味深い「美しく見えるブレザーとスカートの比率(黄金比)」や「細く見えるスカート丈」についてもお話がありました。ひざが中心に来るスカート丈が最も美しいという説明には納得です。

    様々な制服の職業があり、制服を見れば警察官、キャビンアテンダント、新幹線や飛行機の操縦士などはすぐに職業がわかります。キャビンアテンダントは人気のある職業だと思いますが、業務を終えて空港を出ていく姿を見ているとなんと統一感があり美しいことかと思います。宝塚歌劇団の学生の制服もまた然り。彼女たちには服装や化粧について厳しいルールがあり、自分の都合で勝手に変えることはできません。そうして正しい装いを保っているからこそ全体として颯爽と美しいのだと思います。ここに制服を美しい着こなすことへのヒントがありそうです。