北千里高等学校

校長ブログ

  • 2018年6月1日 学校行事と「つながり力」

    6月5日に迫った体育祭に向けて、生徒たちの応援団活動が日増しに活発になっています。

    ダンスパフォーマンスの朝練、昼練、生徒会執行部の体育祭運営準備…体育祭を成功させること、競技においてもダンスパフォーマンスにおいても精いっぱいの力を発揮することで生徒たちの頭の中はいっぱいだと思います。

     

    必死になれば必死になるだけ、思い通りにいかないことが起こり、葛藤が生じます。各ご家庭でも楽しんでいる姿だけではなく悩んだり、怒ったりと様々なお子様の表情をご覧になっているのではないでしょうか。この時期は通常の学習時間が体育祭への準備時間へとシフトしているかと思いますが、でもその中で得るものはとても大きいと考えています。

    人と人が深くかかわることから生じる関係性をいかに処理していくか、その能力の育成が実は重要であり、まさに人間力と呼ばれるものの一つでしょう。自身の持つエネルギーを精一杯つぎ込んで一つの物事の達成にむけて努力する、そのことから得られる満足感というものも一生懸命やった人でないと味わえないものであり、大きな自信につながるものです。色々なことがあるけれども、しっかり関係性を維持しようと努力できる力や関係性を修復していく力などが生徒をひと回りもふた回りも大きく成長させてくれます。

     

    体育祭当日のキラキラと輝く生徒たちの姿を楽しみにしています。