北千里高等学校

校長ブログ

  • 2018年11月29日 社会人講話③ 防災について考える

    1年生は28日、防災について学びました。大きな災害が起こる前から、いざというとう時のつながりが持てるように地域のボランティアによって様々な行事が行われていること、その大元締めになる社会福祉協議会という組織の存在を知ることができました。6月の大阪北部地震を例に写真を交えながらボランティアの仕事の幅広さ、様々な場面で一人の人として活躍できる場があるということを教えていただきました。ある中学校では、全国から集まったボランティアさんたちの昼食用のおにぎりを作るというボランティアをしていたり、被災地の住民の方たちを一軒一軒訪ね歩いて、「何かお手伝いできることはありませんか?」「何か困っていることはありませんか?」と声をかけていく高校生のボランティアなどが紹介されました。自分たちがいったい何役に立つのか自分自身ではよくわかりませんが、現地に行けば困っている人を助ける仕事はたくさんあるということでしたので、勇気をもって人の役に立つ経験を積んでみることが大切だと思います。

    先日、ある番組で「かわいいボランティア」として、英語好きな小学生の兄弟が大阪城で行っている英語による案内ボランティアが紹介されていました。単純に、英語が好きでたくさんの人と話をしたいというところから出発していて、兄弟は実に生き生きと道案内をしていて微笑ましかったです。このように自分のやりたいことで人を喜ばせることができたなら、それが最高に楽しく継続性のあるボランティアになるのではないかと感じます。

    さて、あなたは何がしたいですか?