北千里高等学校

校長ブログ

  • 2019年11月21日 1年 ビブリオバトル 決戦大会

    1年生の「総合的な探究の時間」では国語の授業とタイアップし、各クラスでビブリオバトルを行ってきました。ビブリオバトルは全国レベルで高校生の大会や大学生の大会、芸能人の大会などもあり、自分が読んで深い感銘を受けた書籍の面白さをいかに伝えるかが競われる大会です。自分が感じた感動を上手に伝えていくのはとても難しく、原稿を棒読みしていては全く伝わりません。11月20日の「総合的な探究の時間」は各クラス代表によるビブリオバトル決戦大会でした。5分間のプレゼンテーションでしたが、代表の生徒は見事に堂々とこなしており、とても感心しました。

    自分の話を聞いてくれている人たちを意識して、質問を上手にしながら聴衆を巻き込んでいました。最近はアクティブ・ラーニングの流れの中で生徒を主体にした取組みを意識して教育活動を行なっています。しかしこうした取り組みは、こちら(教員)の意図や目的を理解してしっかり取り組もうとする生徒がいなければ良いものになりません。まじめに、しっかり取り組まないと本当の感動や面白さは味わえないですし、教育効果も高くありません。いい加減にやってしまうと、形だけのものになってしまうのです。

    ビブリオバトルを見学して、先生たちの思いを感じるとともに、生徒の成長を感じ嬉しくなりました。