北千里高等学校

校長ブログ

  • 2021年2月11日 今年も始まりました!音楽発表会

    毎年、音楽選択者によるお昼休みに音楽発表会が開催されます。

    お昼休みの20分ほどの時間ですが文化的な素敵なひと時で、私も大好きな行事の一つです。

    今年は新型コロナの緊急事態宣言が発せられた中で、どのような形であれば実施できるか協議をしてきました。

    音楽室に観客がたくさん集まることは避けなければならず、音楽室付近にも多くの人が集まることがあってはいけません。

    最終的には視聴覚室にピアノを運び、観客は一席ずつ間隔をあけて発表者とも十分な間隔をとって行うことができました。

    例年お世話になっている中国伝統楽器演奏者の蔡 愛琴(サイ アイキン)先生も、「今年はコロナ禍なので発表会は無理かなぁと思っていたので、できるという連絡を聞いて飛び上がるほど嬉しかったです」とおっしゃってくださいました。

    緊急事態宣言下ではありますが、制限されている教育活動については実施しておりません。それ以外については十分に感染対策を取って実施することになっています。

    音楽発表会も会場を音楽室から視聴覚室に変更し、会場に入る際にはアルコール消毒、入場から退場までは一方向にし、客席は十分間隔をあけて設定しました。もちろん全員がマスク着用です。

    発表者も観客も安心できる距離が保てる発表会となりました。

    コロナ禍ではありますが、何もかもやめてしまう選択ではなく、どうしたらwithコロナを実現できるか、知恵を出し合っていくことが大切ではないかと思います。

    子どもたちは体験によって成長していきます。大切な学びの時間を保障するために、感染防止、安全配慮をどのように実現するか、それが大切だと考えます。