北千里高等学校

校長ブログ

  • 2018年9月28日 感動のパラリンピックキャラバン

    障がいについて、私たちは何がわかっているのだろう?障がいのある人と自分は違う…そんな風に感じているのではないだろうか。

    北千里高校では人権を考える取り組みについて、当事者の方々との触れ合いを通して理解するというレベルを超えて、感じて行動するレベルをめざしています。その一環として、9月26日(水)、車いすバスケットのパラリンピックキャラバンの方々をお迎えし、体育館で3年生が交流をしました。

    いつもいろいろな取り組みを考えてきてくださるのですが、今年は学年主任の歓迎のあいさつの後、教員チームvsキャラバンチームの対戦から始まりました。様々な技を披露してもらった後、今度は生徒代表とキャラバンチームとの混合チームを結成し、対戦をしました。

    体育館は応援の熱気に包まれ、笑顔がいっぱいです。最後にクラスごとに選手の方を囲んでのフリートーク。若者らしい質問が飛んでいました。

    生徒からは、感動した!2時間があっという間だった、2時間でこんなに考え方が変わるとは思わなかったなど、深く心に受けとめた感想がたくさん返ってきました。このような触れ合いの中から感じること、わかることがたくさんあります。

    誰にだってできること、できないこと、得意なこと、不得意なことがある。そんな自分を受け止めてできること、得意なことを伸ばしていければとても楽しく人生を送ることができる、できないことを見つめていないでできることに目を向けるという点では障がいのあるなしは関係なく、人としての生き方、考え方ですね。

    互いの違いを理解し、受け止めて、たくさんの人とつながっていくことのできるバランス感覚のある大人に成長していってください。