北千里高等学校

校長ブログ

  • 2020年9月19日 生徒がつくる 生徒のための「体育祭」

    9月18日(金)、午後に悪天候が予想されたため、急遽当日のスケジュールを変更して朝一番から体育祭を実施することを決定しました。大幅な変更のため、短時間で保護者の方々や教職員への連絡、登校してくる生徒たちへの対応、授業変更の連絡など、それぞれの持ち場で教職員は早朝から大忙しでした。

    それに加えて頑張ってくれたのが生徒たちです。準備に当たっていた生徒も各自の担当を急ピッチで進めてくれて、体育祭が開始できるように整えてくれました。「雨との戦い」ということをみんなが意識して協力し合ってできた体育祭だったと思います。

     

    <生徒が生徒に呼びかける>

    いろいろな指示を教員がするのではなく、プログラムの変更や召集の連絡、入退場の指示、そして何よりマスク着用や密にならないよう距離をとることなど、新型コロナ感染予防を生徒会長を中心に生徒たちが生徒に向けて一生懸命呼び掛けて、「コロナ禍の中でやっと実施にこぎつけた体育祭をコロナ感染から守り、一人たりとも感染者を出さない」という強い思いの伝わりる体育祭でした。体育祭までにも団長を中心に、1,2年生に感染症対策をきっちりやっていこうという呼びかけをしてくれたいたことを聞きました。当日は生徒会長や体育委員、生活委員など、多くの生徒が呼びかけをしていました。感染症対策ができていないためにプログラムが進行できない、途中で中断するという事態を避けたいという、体育祭の運営を中心になって進めてきた生徒たちの熱い想いがひしひしと伝わってきました。昨日の体育祭は感謝の気持ちにあふれた本当に良い体育祭になったと思います。「生徒がつくる体育祭」をめざして担当の教員も生徒会執行部もこれまで話し合いを進めてきましたので、このような姿を見て本当に嬉しかったです。

    コロナとの戦いはまだしばらく続くでしょう。自分たちのこととしてしっかりとらえて行動することが今後も大切です。3年生の皆さん、お疲れ様でした。素敵な体育祭をありがとう。2年生は来年、さらに良いものにしていってもらいたいと期待します。