北千里高等学校

校長ブログ

  • 2018年7月1日 障がいについて

    6月29日(金)、人権についての職員研修を行いました。講師は国立民族学博物館 准教授の広瀬浩二郎先生です。広瀬先生は13歳で視力失いましたが、京都大学に進学し、好きな歴史について学ばれました。視力を失い自分に何ができるのか悩み、これまでできていたことができないことに苦しんでいた時、自分の障がいを受け止め前に向かわせてくれたのは先生の一言であったとおっしゃっていました。私たち教員が生徒に伝える言葉の重さについて考えさせられました。障がいは異文化である、目が見ないからこそ想像力を働かせて感じることができるという広瀬先生の話をうかがい、目が見えている私たちよりももっと正しく本質をとらえておられるのではないかと感じました。新たな気づきを与えていただいた研修でした。