北千里高等学校

中学生のみなさんへ

  • 2017年9月26日 体細胞分裂の実験(生物科)

     

    中学生の皆さんへ

    今回は北千里高校で行っている授業の1コマを紹介します。北千里高校では理科教育で知識の定着が効果的に達成されるよう実験も行っています。今回紹介するのは生物科で行っている体細胞分裂の実験です。

    まず注目して頂きたいのが生物の実験時によく使用する顕微鏡です。北千里高校の顕微鏡は他の高校の比べても高機能の顕微鏡を使っています。その顕微鏡を合計41台保有し他人任せの実験ではなく生徒一人ひとりが自分で実験できる設備を整えています。

    保有している顕微鏡はステージ上のプレパラートを手で動かすのではなくステージ左下の2つの移動ネジで動かします。またピントを合わせる時に動かすのは接眼レンズがある鏡筒ではなくステージ自体を上下させピントを合わせます。光源は充電式のLEDランプで余計なコードや光源をとる蛍光灯も必要なく実験台をひろく使えます。

    これらの顕微鏡の使い方を覚えて肉眼では見えない顕微鏡の世界に生徒たちは入っていきます。その日のターゲットが見えたら大喜びで観察をしその後スケッチをします。

    体細胞分裂の前期・中期・後期・終期が1つの視野に全て見えた生徒もいました。次の画像は前期と後期が見えます。

    北千里高校では生物に限らず化学など理科の他の科目でも実験を行うことによって学習への興味関心持つように促し学力定着を図っています。